10日、ロシアのカムチャツカ半島で大規模な噴火をしたシベルチ火山について、以前、現地を調査した研究者が取材に応じ、「火山灰で飛行機のエンジンが停止する恐れもある」と注意を呼び掛けました。
現地調査を経験、北海道大学・中川光弘特任教授:「(カムチャツカ半島東側は)世界で最もビジーな、最も頻繁に飛行機が通る航空路。世界で何例か、火山灰を吸い込んでエンジンが片方停止したことなどが起きている」
気象庁によりますと、カムチャツカ半島のシベルチ火山では、10日の大規模な噴火の後、噴煙は上空約16キロに到達していて、12日未明には、半島の東側の上空を覆うように火山灰が広がると予想されています。
現地を調査で訪れたことがある中川教授は、「ジェットエンジンが火山灰を吸い込むと、中で溶けて固まり、エンジンを止めることがあり得る」として、「航空路の安全のため、火山活動の監視が重要だ」と話しました。
また、火山活動が今後、数カ月間に渡って続く可能性を指摘しています。
一方、日本航空や全日空は11日午後の時点で、航路の変更などの影響はないものの、状況を注視しているとしています。
からの記事と詳細 ( 「火山灰で機体エンジン停止も」カムチャツカ大規模噴火で研究者が警鐘 [2023/04/11 23:45] - テレビ朝日 )
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