魔改造って楽しいですよね。
電動モーターを使った工具は、高トルクで軽量設計、しかも動作音が比較的静かだったりと、メリットがたくさんあります。
でも、静かなのは嫌だ、もっと豪快な、そう、ガソリンエンジンの轟音がなきゃ物足りないと感じる人もいることでしょう。
そんな人におすすめなのがこれ。バッテリー駆動の電動ドリルに小型のV8エンジンを搭載すれば、まるでチェーンソーを振り回しているかのような雰囲気を楽しめます!
ニトロパワーのV8エンジン搭載電動ドリル
DIY系YouTuberのTimWeldsがやっちゃったこの型破りなチューニングは、なんとも無意味でありながら、満足感はハンパなさそう。
V8エンジン搭載の電動工具で作業する人にお目にかかることは一生に一度あるかないか(たぶん絶対ない)。いや、V8といっても、スポーツカーに載っかっているようなどでかいエンジンじゃありませんよ。
Toyan製の小型なのに高性能なレプリカで、動画で使用されているニトロパワー(ニトロメタン、メタノール、オイルの混合燃料)バージョンになると、お値段はなんと1,800ドル(24万円)もするんです。しかも、エンジンは自分で組み立てないといけません。
まあでも、V8エンジンを電動ドリルに積むくらいの気概を持っている人は、まずエンジンの組み立てやトラブルシューティングの基本を学ぶところからはじめるくらいじゃないといけませんよね。
4.3馬力の本格的エンジン
ハンディーサイズのこのちっちゃいV8エンジンは約4.3馬力もあります。おまけに、オーバーヘッドカムシャフト(OHC)やデュアルキャブレター、ラジエーター付き冷却システムなどの機能まで備えています。
あまりの出力や搭載パーツの大きさと多さに対応するため、Timは電動ドリル本体を解体してカスタムデザインのマウントを取り付けることに。もはやオリジナルのドリルがついているだけで別物になっちゃっています。
点火モジュールの交換などで試行錯誤した末に電動ドリルが始動したときの轟音は、バッテリー駆動型ドリルの高い音と比べてかなりの高揚感があります。
電動モーターほどのトルクは出せないものの、エンジンの出力は1万2500RPMと、動画内のデモンストレーションのように、実際に穴を開けるために必要なパワーは十分に持っているようです。
このニトロで動くV8エンジン搭載電動ドリルや、防弾ガラス越しに眺めるホログラムのクリスマスツリーみたいな、あってもなくてもよさげな一見ばかばかしい企画ものが大好物な人って結構いるんじゃないでしょうか。
からの記事と詳細 ( すごいだろ? この電動ドリル、V8エンジン積んでるんだぜ? - GIZMODO JAPAN )
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