26日正午の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇一服により、1ドル=105円台後半で軟化している。正午現在、105円96~97銭と前日(午後5時、106円00~00銭)比04銭の円高・ドル安。
前日の海外市場では米7年債入札が不調だったことや景気回復への期待感から米長期金利が一時1.6%台まで上昇し、ドルは一時106円40銭近辺まで値を上げた。東京時間はその流れを引き継いで始まったものの、米長期金利の上昇一服や日経平均株価の大幅安を受けたリスクオフムードによる円買いで下落し、正午にかけては105円台80~90銭台に下落している。
米長期金利の急上昇には、米7年債入札の不調で米5年債が売られたことで「売りが短期債にまで波及してきたという市場の警戒感、動揺があった」(国内銀行)との指摘がある。引き続き米長期金利や実質金利にらみの相場が続くもようで、きょうの1月の米個人消費支出・物価、2月の米シカゴ景況指数などの「経済指標は注目を集めづらいのではないか」(同)との見方が強い。
ユーロは午前9時と比べ対円で軟化、対ドルで小幅高。正午現在、1ユーロ=128円98~99銭(前日午後5時、129円19~19銭)、対ドルでは1.2172~2172ドル(同1.2187~2187ドル)。(了)
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