[ワシントン 22日 ロイター] - 米運輸安全委員会(NTSB)のサムウォルト委員長は22日、ユナイテッド航空のボーイング777─200型機で20日に起きたプラット&ホイットニー(P&W)製エンジンの損傷について、初期評価では金属疲労の特徴と合致するとの見解を示した。
同委員長は、20日に起きたP&W製PW4000の故障が、2018年2月に起きたハワイ行きユナイテッド機のエンジン故障と一致するものかは明らかでないとした。18年の事案は、ファンブレード(羽根)の疲労破壊が原因だったとされている。
日本航空のボーイング777型機でも昨年12月に同系列のエンジンの損傷が起きており、運輸安全委員会(JTSB)は、2枚のファンブレード破損が見つかり、うち1枚に疲労破壊による損傷が確認されたと報告している。
ユナイテッド機のエンジンのファンブレードはP&Wの施設に移送され、NTSB調査官の監督の下で23日に分析が行われる。
サムウォルト委員長は「他の事案と比べる前に、今回の事案を巡る事実、状況、条件を真に理解することが重要だ」と述べた。
米連邦航空局(FAA)は近く、ファンブレードの疲労に関する点検強化を義務付ける緊急耐空性改善命令を出す方針。
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