1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比530円ほど高い2万9400円台後半で推移している。上げ幅は一時600円を超えた。前週末の米市場で米長期金利の上昇が一服し、ハイテク株を中心に買い戻しが優勢となった流れを引き継ぎ、週明けの東京市場は半導体関連株などを中心に買い優勢で始まった。日本時間1日早朝のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で米株価指数先物が上昇していることも投資家心理を上向かせている。
前週末の米ダウ工業株30種平均は続落したが、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は反発した。東京市場でも米ハイテク株高を受けソフトバンクグループ(SBG)が大きく上げて始まった。アドテストやスクリンなどの半導体関連株にも買いが先行している。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も反発している。
NTTデータや東ソーが高い。伊藤忠、リクルート、トレンドも堅調に推移している。一方、郵船、商船三井の海運株の一角が安い。Jフロント、JFE、東邦鉛も軟調だ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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