Friday, February 26, 2021

新作!! 亀有エンジンワークス ストリート向けハイカム〜L型エンジン用〜 - MotorFan[モーターファン]

misaltag.blogspot.com
  • 2021/02/27
  • G-WORKS編集部
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フルチューン用と比較するとおとなしめのプロフィールのストリート用のハイカムだけど、その製法はフルチューン用とまったく同じ素材、工程で仕上げられている。ベースの素材は「チルカム」と呼ばれるもので、金型のカム山の部分に“冷やし金”という冷却性に優れた金属を用いて硬度を上げる鋳造の方式。 そのチルカムを研磨してカム山を設計通りのプロフィールに成形し、最後に“リューブライト”という耐磨耗皮膜加工を施すことで、極圧にさらされても高い耐久性を発揮できるように仕上げられている。

ハイカムと言えばエンジンのパワーアップの象徴的パーツだが、先日亀有エンジンワークスから、ストリート向けに特性を振ったハイカムがリリースされた。はたしてどんな狙いでどんな性能を秘めてリリースされた商品なのか?

これまで、L型エンジン用を中心に多くのチューニングパーツをリリースし、旧車のチューニング業界を牽引してきたと言っても過言ではない「亀有エンジンワークス」。近頃はマイナー車両用のパーツを積極的に製造し販売してくれるなど、より幅広い商品展開で旧車ライフの支えになっている。その代表を務める森さんに今回リリースされたカムについてのお話を伺ってきた
今回新たにL型6気筒用のラインアップに加わった「66A」、「68A」、「72A」の3種のカムはどんな狙いの製品なのだろう? 開発者である「亀有エンジンワークス」代表の森さんに聞いてみたところ、「この三種類のカムは、簡単に言ってしまうとストリートを気持ち良く走るということをテーマに開発したハイカムです」とのこと。

亀有エンジンワークスでは、これまでフルチューンエンジン用の77度を筆頭に、さまざまなハイパワー指向のカムを開発し多くの実績を残してきているため、そちらのイメージが強いが、森さん自身の経験では、まだチューニングを始めたばかりの頃に輸出用の“68”カム、通称“青カム”を組んで初めて味わった「発進でタイヤが鳴った」ことに感動したのをきっかけに、ずっとトルクレスポンス重視のカムの構想を温めていたんだそうだ。

これまではゼロヨンや周回のタイムアタックなどハイパワー指向のカムが主流だったが、ここ数年でストリート向けのチューニングの需要が高まってきたのを感じたので、満を持して新作カムとしてリリースすることになったというわけだ。

さらに詳しく知りたい方は2021年2月発売のG-ワークス4月号をご覧下さい♪

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