日本の長期金利は午後の取引で低下に転じている。日本銀行の黒田東彦総裁の発言を受けて買いが優勢となっている。
長期金利は前日比3.5ベーシスポイント(bp)低い0.100%をつけた。午前の取引では米国長期金利の上昇を受けて0.15%まで上昇していた。黒田総裁は5日の衆院財務金融委員会で、イールドカーブコントロール(YCC、長短金利操作)でゼロ%程度に誘導する長期金利について、「変動幅を拡大する必要があるとは考えていない」との見解を示した。
SMBC日興証券の奥村任ストラテジストは、今月の日銀政策点検後に長期金利の変動幅拡大の可能性をみている市場関係者は多かったと思うとし、「このタイミングでの黒田総裁の発言はかなりサプライズ」と指摘。現行の0.2%で金利の上限が形成されるのであれば、買える目線はかなり下がるはずで、取りあえずは買い戻しの動きになっていると言う。
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