Sunday, June 20, 2021

GTO エンジニアリング、開発中のスーパースポーツ「スクアーロ」のインテリアスケッチを公開 - GENROQ Web(ゲンロク ウェブ)

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GTO Engineering Squalo

GTO エンジニアリング スクアーロ

クラシカルでありながら現代的な機能も両立

英国・バークシャー州トワイフォードを拠点に、クラシック・フェラーリのレストア、整備、パーツ供給、イベントサポートなどを行う「GTO エンジニアリング(GTO Engineering)」が、現在開発中のオリジナルスポーツカー「スクアーロ(Squalo)」のインテリア初期スケッチを発表した。

GTO エンジニアリングは、イタリア自動車文化が誇るデザインの“粋”を集め、オーダーメイドのクラフトマンシップとハンドメイドのディテールを駆使。時代を超越した贅沢さと現代的な機能性、そして最先端のエンジニアリングを融合させたインテリアデザインを初めて公開した。

スクアーロのインテリアは、数ヵ月にもわたる準備、何十年にもわたるフェラーリ・モデルのレストア経験、そして現代的なマテリアルと製造方法を活用した新たなチャレンジの集大成となる。

高い品質はGTO エンジニアリングの基本理念であり、スクアーロにもその理念が貫かれている。シンプルさを追求することで品質への強いこだわりを表現。そのために使用するマテリアルの選定にも力が入れられており、ラグジュアリーかつ座っているだけで楽しくなるキャビンが実現している。

GTOエンジニアリング、開発中のスポーツ「スクアーロ」のインテリアスケッチを公開

公開されたコクピットには、現代の車両ではお馴染みの巨大なタッチパネルではなく、クラシカルなメーターやスイッチが残された。インフォテインメントスクリーンはポップアップ式が採用されている模様だ。

 

タッチパネルではなくあえてダイヤルやスイッチを導入

今回公開されたインテリアスケッチからは、広々とした開放的なキャビン、シート後方に用意されたラゲッジスペース、良好な視界、タッチパネルではなくあえてダイヤル/スイッチを採用していることが分かる。また、ステアリングホイールやダイヤル/スイッチなど、使いやすさや触り心地についても熟考されている。

GTO エンジニアリングは、サウンドシステム、スマートフォンとの連携、インフォテインメントスクリーン、カップホルダーを含む充実の収納スペースなど、キャビン内に隠された様々な装備についても、今後数ヵ月のうちに詳細を公開する予定だ。

GTO エンジニアリングの創業者であり、マネージングディレクターを務めるマーク・ライオンは、スクアーロのインテリアについて、次のように説明する。

「スクアーロのドライバーであれば、車外から眺めるよりもコクピットで過ごす時間の方が長いはずです。そのため、お客様の声に耳を傾けるだけでなく多くのスポーツカーをドライブしてきた経験を活かし、車内はシンプルさが重要であってドライバーとクルマとの繋がりに焦点を当てました」

「ハンドメイドのオーダーメイド車両ですから、すべてのディテールが慎重に検討されています。今回公開されたインテリアスケッチは、私たちの考え方を説明するもので、マテリアルのチョイスだけでなく、クラフトマンシップにも焦点を当てています」

GTOエンジニアリング、開発中のスポーツ「スクアーロ」のインテリアスケッチを公開

様々な外部パートナーの協力を受けて、バークシャー州トワイフォードのGTO エンジニアリングで開発が続くスクアーロ。デリバリーは2023年を予定している。

現在予約を受付中、2023年のデリバリーを予定

デザインチームは、広々としたコクピットに快適かつスタイリッシュにフィットする特注のシートアレンジを行っており、様々なレザーカラーとパターンが用意された。また、GTO エンジニアリングでは、ペダル、ステアリングホイール、マニュアルギヤボックスセレクターなどのアイテムを、ドライバーが楽しめるように最適な位置に配置するべく綿密なマッピングも行っている。

2020年11月の発表以降も、スクアーロの開発はGTO エンジニアリングの社内外で続いている。スクアーロを最高のエンスージアストカーとするためには、GTO エンジニアリングの社内チームに加えて、様々な専門分野で最高の能力を持つ外部パートナーの協力が不可欠だという。

英国・バークシャー州トワイフォードのGTO エンジニアリングの本社ファクトリーで、開発・生産される。すでにオーダーが可能で、最初のカスタマーへのデリバリーは、2023年を予定している。

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