公開日:2023年9月7日
栗東市小野地先の旧アール・ディエンジニアリング最終処分場(以下「旧処分場」という。)について、令和5年5月18日に実施しました旧処分場跡地の周辺環境影響調査(地下水等調査)の分析結果がまとまりましたのでお知らせいたします。
1.調査日
令和5年5月18日
2.調査実施者
滋賀県 琵琶湖環境部 最終処分場特別対策室
3.調査地点
表1のとおり(位置については調査地点図を御参照ください。)
(※1) 地下水帯水層と遮水工事の位置関係
(※2) 上流は、ボーリング調査および電気伝導度の分析結果から、浸透水の影響はないと考えています。
(※3) 経堂池では年1回調査を実施しています。
4.調査項目
以下の項目の中から調査地点に応じて調査を実施しました。(詳細は資料(分析結果)を御参照ください。)
5.調査結果
資料(分析結果)のとおり
(1)浸透水および地下水
各調査地点における安定型最終処分場の浸透水の基準(※4)および地下水の環境基準(※5)(以下「環境基準等」という。)の超過の状況は表2のとおりであり、その他の項目は環境基準等を超過していませんでした。
(※4) 一般廃棄物の最終処分場及び産業廃棄物の最終処分場に係る技術上の基準を定める省令(昭和52年総理府・厚生省令第1号)
(※5) 「地下水の水質汚濁に係る環境基準について(平成9年環境庁告示第10号)」および「ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準について(平成11年環境庁告示第68号)」
表2の環境基準等を超過した地点での濃度の推移については次のとおりでした。
(2)表流水
洪水調整池において、公共用水域の環境基準(※6)を超過した項目はありませんでした。
経堂池において、公共用水域の環境基準および農業用水基準(※7)を超過した項目はありませんでした。
(※6) 「水質汚濁に係る環境基準について(昭和46年環境庁告示第59号)」および「ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準について(平成11年環境庁告示第68号)」
(※7) 水稲の生育に影響を与える項目について、用水の取入口における水準として、昭和45年に農林省の公害研究会が策定したもの。
6.その他
- お問い合わせ
- 滋賀県琵琶湖環境部最終処分場特別対策室
- 電話番号:077-528-3670
- FAX番号:077-528-4849
- メールアドレス:[email protected]
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