子どものゲーム依存を防ごうと、かつてゲーム会社にいた人や、いま業界にいる人も動き出している。
拡大するゲーム スマホ 依存の果て⑤デザイン・岩見梨絵
【取材の発端は記者サロン「子どもとオンライン」の声から】 eスポーツ選手など長時間ゲームに没頭しながら、依存症になる人とならない人の差は(大阪府・60代男性)/ゲーム会社の責任はどうなのか(山形県・40代男性)
鹿児島市の依存症専門病院に勤める精神保健福祉士・増田貴久さん(44)は「ゲームを悪者にしない」予防教育に取り組む。元ゲーム会社員で不登校経験者という異色の経歴をもつ。
昨年11月下旬、鹿児島県薩摩川内市の公立小学校。増田さんは保護者や教員の前で自身の体験を語った。
「自殺しようとした中1のとき、ドラクエ3に命を救われた。僕にとってゲームは命綱でした」
拡大する増田さんは講演で、ネット・ゲーム依存は「ダメ絶対」では解決しないと伝えている(昨年11月20日、薩摩川内市立隈之城小学校提供)
引きこもり、ゲームに没頭した過去
大学卒業後、ゲーム会社大手のナムコ(当時)に10年勤務し、ゲームセンターの店長を経験した。脱サラ後に転職し、医療者になった。3年前から学校などで講演会を始めた。
講演では、薬物依存症でよく使…
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