名古屋市に本店を置く第二地方銀行の愛知銀行と中京銀行は10日、経営統合で基本合意したと発表した。2022年10月に共同持ち株会社を設立し、24年をめどに合併を目指す。両行の資産は計約6兆4000億円となり、愛知県最大の地銀グループとなる。
持ち株会社は愛知銀の頭取が社長、中京銀の頭取が副社長にそれぞれ就任する。基幹システムは愛知銀のタイプに統一する。愛知県はトヨタ自動車など有力製造業が多く、低金利競争が激しい。将来の人口減も念頭に、統合による効率化で経営基盤の強化を図る。
また、中京銀の筆頭株主である三菱UFJ銀行は同日、経営統合にあわせて保有する中京銀株(約39%)をすべて中京銀に売却すると発表した。
愛知銀の伊藤行記頭取は10日、名古屋市内で開いた記者会見で「都市型金融機関同士の統合効果を生かし、高度な金融サービスを提供し続ける」と述べた。中京銀の小林秀夫頭取は「(統合後は)人員を新サービスに投入する」と強調した。
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