Sunday, February 6, 2022

リケジョneo(174)流機エンジニアリング・北野有香さん - 日刊工業新聞

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総合1から続く) 以前は、ある自動車メーカーで仮想現実(VR)やコンピューターグラフィックス(CG)を作っていたのですが、結婚や出産・育児など今後の私生活との両立を考え転職しました。選考のテンポや雰囲気がよかった当社に勢いで入りました。休みが取りやすく、職場は和やかで満足しています。

もともと自動車や飛行機が好きで、メーカーで働きたいと思っていました。工学院大学グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科(現先進工学部機械理工学科)で機械工学や英語を学びました。研究室では、点滴装置の送液機構の改善を企業と一緒に手がけました。当時の指導は非常に厳しかったですが、よい勉強になりました。

とはいえ産業用集塵機については全くの素人でした。最初は思っていたより難しかったですが、今では慣れました。現在はアシスタント的立場で、フィルターの種類や筐体(きょうたい)サイズなどといった初期設計における大まかな条件決めをしています。モノを作るのはあくまで他者なので、「伝わる図面・書類作り」を心がけています。今後もこの点を深めていきたいです。

気付けば入社4年目になりました。この春には採用選考の手伝いで関わった新卒の方が後輩になります。コロナ禍でオンライン面談が多かったのですが、いよいよ同じ部で働くのかと思うと感慨深いです。

趣味は電子オルガンで、音大を目指していた頃もありました。最近は「おうち時間」が増えて、楽器を演奏する場面が出てくる韓国ドラマに夢中になり、動画配信サービスで見ています。仕事の期限が迫った時は特にストレス発散になっています。(文=渋谷拓海、写真=森住貴弘)

◇流機エンジニアリング 技術部プラント設計グループ 北野有香(きたの・ゆうか)さん

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