フジタ謹製のアフラックスGT3キットでフル武装!
FD3S歴10年のオーナーが手がけるサーキットスペック
名門“フジタエンジニアリング”のアフラックスGT3エアロキットを装着し、エンジンのみならず足回りや内装までキッチリと仕上げられた真紅の美しいFD3S。
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オーナーの川人勝さんは、FD3S歴10年というベテランだ。街乗りからサーキット走行まで、これ1台でこなすというから恐れ入る。最近は年に1〜2回のペースになったということだが、ホームコースのセントラルサーキットでは1分23秒4をマークするほどの実力者だ。
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そんなサーキットアタッカーが駆るFD3Sの心臓部は、フジタエンジニアリングにてニュルスペックと呼ばれるポート加工にTO4Sタービンをセットした耐久性重視の仕様となる。ベストな状態をキープするため、季節ごとにECUのリセッティングを行うほどの拘りようだ。
また、インタークーラーとラジエターは流行のVマウントとはせず、それぞれのコアにフレッシュエアを効率良く導かれるよう上下にズラしてマウント。フジタエンジニアリングで言うところの「オフセットマウント」を採用する。
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フロントバンパー、サイドステップ、前後フェンダー、GTウイングに至るまで、外装パーツは全てフジタエンジニアリング製で統一。なお、このエアロシステムはフジタエンジニアリングがWTAC仕様として世に送り出したタイムアタッカー向けの作品だ。この車両では空力特性を追求して、フロントバンパー下部にアンダーパネルおよびカナードを追加している。
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外装だけじゃなく、内装もキッチリ仕上げられており、シートは左右ともレッドカラーのレカロに交換。メーターパネルはカーボン調の生地に張り替えられた上、レースパックのロガーモニターとEVCを装着してシンプルに仕上げる。
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シフト後方の中央部分にエンジンスタータースイッチを埋め込み、小物入れがあった部分にはACCスイッチをインストール。プッシュスタート化しているのだ。
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ホイールはアドバンレーシングGTで、タイヤにはアドバンA052(315/30-18)をセット。「1年は持つし、安心感が違う」と、サーキットのみならず街乗りでも履き替えることなく使っているというから驚かされる。
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もはや、フジタエンジニアリングのデモカー級の仕上がりだが「たまにデモカー扱いで藤田さんから呼ばれることもありますね(笑)」と川人さん。今後はフロントの空力パーツを中心にモディファイを進めていくそうだから、その進化が楽しみだ。(榛名セブンデイより)
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