稲垣千駿 江口英佑
トヨタ自動車が27~28日、世界で初めて液体水素を燃料にしたエンジン車をレースに投入した。二酸化炭素(CO2)を出さないエコカーの一つで、将来は市販することを目指している。ただ、水素エンジンは課題が多く、他社は開発を凍結している。トヨタはどこに可能性を見いだしているのか。
静岡県小山町の富士スピードウェイで開かれていた「スーパー耐久(S耐)」。液体水素で走る「水素エンジンカローラ」は27日午後3時ごろ、ほかの車とともに一斉にスタートし、目立ったトラブルもなく24時間でサーキットを計358周した。
水素エンジン車はガソリンの代わりに水素を燃料とし、今のガソリン車の構造や技術を利用できる車だ。トヨタは2017年ごろから本格的に開発を始め、21年5月に気体の水素タンクを積んだ車でS耐を完走していた。
■ガソリン車がエコカーに 「…
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