全880文字
クボタは2023年5月24日、開発中の産業用水素エンジンを国内で初めて公開した。デンヨーが開発を進める「水素専焼発電機」への搭載を想定する。
現在、工事現場などで使われる可搬形発電機の動力はディーゼルエンジンが主流となっている。燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を燃料に使えれば、発電機の脱炭素化につながる。「第5回 建設・測量生産性向上展」(2023年5月24~26日、幕張メッセ)に展示した。
クボタが開発を進める水素エンジンは、同社製の産業用エンジンに改良を加えたもの。詳しい仕様は明らかにしないが、排気量3.8L、直列4気筒の過給機付きエンジンで、窒素酸化物(NOx)の低減を目的としたEGR(排ガス再循環)システムを備える。発電機向けのため稼働時の回転数は一定で、1500rpmまたは1800rpmの定点運転を想定する。
現在は水素エンジンの動作試験を単体で実施している段階という。デンヨーは2025年を目標に、同エンジンを搭載した発電機の試作品を開発する。
からの記事と詳細 ( クボタが発電機向け水素エンジンを国内初披露、排気量3.8L - ITpro )
https://ift.tt/i7jv3ux
0 Comments:
Post a Comment