東芝デジタルエンジニアリング株式会社は28日、株式会社フェアウェイソリューションズが開発した需給調整・在庫適正化パッケージ「φ-Pilot Series」を、短期間・低コストで導入する導入支援サービス「アジャイル型スモールスタートサービス」を、12月より提供開始すると発表した。
φ-Pilot Seriesは、需給・在庫の適正コントロールに特化したソリューション。急激な円安や物価高、ウクライナ侵攻に端を発する国際情勢の変動による地勢リスク等、製造業における需給調整は従来以上に難しい局面を迎えていることもあり、東芝デジタルエンジニアリングにもφ-Pilot Seriesに対する問い合わせが多く寄せられているものの、こうしたソリューションの導入に際しては、熟練社員が有する経験・ノウハウの要件整理や自社業務に合わせた導入が必要になるため、長期間かつ高額な初期費用が必要だったという。
今回発表された「アジャイル型スモールスタートサービス」は、こうした課題を解決するためのサービスで、東芝デジタルエンジニアリングがこれまでに培ってきた需給調整業務におけるノウハウをもとに、最適化された業務プロセスと利用企業の現行業務のギャップを、同社が独自の目線で抽出して必要機能を決定する。
これにより、企業が求める最小の需給調整の仕組みを洗い出し、短期間で需給調整システムを構築するため、初期コストを抑え、業務標準化による業務プロセス改革を実現するとした。同社によれば、一般的な導入プロセスでシステムを導入した場合と比べ、約1/3の期間で稼働を開始できるという。
またシステム稼働後は、システム導入の効果を確認しながらアジャイルアプローチで精度向上や必要機能の追加開発、データ連携、熟練社員が持つ経験・ノウハウのシステム化など、需給調整・在庫適正化システムのさらなる活用に向けた支援を行うとのこと。
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