Tuesday, March 23, 2021

日本株下落、新型コロナ感染再拡大で景気不透明感-銀行や素材株安い - ブルームバーグ

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24日の東京株式相場は続落。欧州を中心とした新型コロナウイルスの感染再拡大で景気の先行き不透明感が高まり、銀行など金融、海運や陸運など景気敏感中心に内外需広く売りが優勢となっている。

  • TOPIXは前日比26.66ポイント(1.4%)安の1944.82-午前10時25分現在
  • 日経平均株価は290円75銭(1%)安の2万8705円17銭

〈きょうのポイント〉

  • 世界保健機関(WHO)事務局長、 新型コロナウイルス死者数と感染者数の最近の増加は「本当に懸念すべき傾向」
    • 英アストラゼネカ、ワクチン試験の最新分析結果を公表へ-米当局の批判受け
  • 米国株は 反落、ニューヨーク原油先物は6.2%安-10年債利回りは1.62%と7ベーシスポイント低下
  • インテル、半導体生産の大規模投資を発表-TSMCと直接競争へ

  水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャーは「米金利上昇が止まってきて、景気正常化トレードが手仕舞いの感じ」だと述べた。足元の調整色強まりの背景には、月末に向けた「債券買い・株式売り」のリバランスの流れがあるという。

  ドイツで厳格なロックダウン(都市封鎖)実施やギリシャでの23日の新規感染者数の過去最多など、欧州では新型コロナウイルスの第3波が急拡大している。23日の米国株市場で経済再開による恩恵が大きい銘柄が売られた流れは国内にも波及し、空運や陸運、サービスなどの下げが拡大。インテルの設備投資の恩恵を受ける半導体関連は堅調なものの、株価指数への影響は限定的となっている。

  いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は、新型コロナはワクチン普及によって収束へと向かっていたが、再び拡大していると指摘。感染再拡大によって「景況感が足踏みするのでないかとの疑念が出ている。景気敏感の日本株にとって厳しい」とみていた。

  • 東証33業種では空運や海運、鉱業、銀行、鉄鋼、石油・石炭製品、陸運、サービスが下落
売り圧力強まる

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