クボタは黒煙の排出を視認できないレベルまで抑制した産業用小型電子制御ディーゼルエンジン「D1105―K=写真」を開発した。独自の燃焼方式を採用し、欧米や中国の排ガス規制にも対応したほか、従来機に比べ約5%燃費性能が向上した。2023年12月以降に量産を開始する。電子制御型の産業用小型ディーゼルエンジンは「D902―K」に続き2機種目となる。
新型エンジンは電子制御化により燃料の噴射を細やかに調整でき、機械式エンジンに比べ燃費性能が高い。エンジンサイズを維持しながら黒煙の排出を抑え、中国の国家スモーク規制の中で最も厳しい「Ⅲ類」に対応した。3気筒で排気量は1・123リットル、出力は18・5キロワット。車載電子制御ユニット(ECU)をエンジンに直接搭載できる。
国内で受注生産する。価格や生産台数は非公表としている。
日刊工業新聞2022年9月22日
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