エンジンは最高出力272馬力を発揮する1.6リッター直列3気筒ターボを搭載し、駆動方式はトルク可変型のフルタイム4WDを採用。 GRヤリスはラリーに勝つために開発された特別なモデルで、まさにメーカーが仕立てたワークスチューニング・マシンです。 さすがここまで過激な性能のコンパクトカーは少数派ですが、かつては日本でも高性能なターボエンジンを搭載するコンパクトカーが散見されていました。 そこで、少し前まで販売されていた、ターボエンジンを搭載したホットなコンパクトカーを3車種ピックアップして紹介します。
●三菱「コルト ラリーアート バージョンR」
2002年から2012年まで生産されていた三菱のコンパクトカー「コルト」は、1.3リッターから1.5リッターエンジンを搭載する、ベーシックな世界戦略車として開発されたモデルです。 そして2006年、このコルトをベースに当時、三菱のモータースポーツ活動を担当していた関連会社「ラリーアート」の名を冠したスポーツモデル、「コルト ラリーアート バージョンR」が、追加ラインナップされました。 外観はスポイラー付きのフロントバンパー、ディフューザー形状のリアバンパー、エアアウトレットが開いたボンネット、オーバーフェンダー、ルーフスポイラーなどが装着され、コルトを戦闘的なフォルムに仕立てています。 搭載されたエンジンは最高出力154馬力を発揮する1.5リッター直列4気筒ターボで、組み合わされるトランスミッションは5速MTとCVTが設定されていました。 このパワーに対応するためシャシも強化され、各部に施されたスポット溶接の増し打ちと補強により、ねじり剛性はベースに対して約30%向上。 足まわりはフロントがストラット、リアがトーションビームに変更はありませんが、強化スプリングの装着やショックアブソーバーの減衰力をアップすることで、高いコーナリング性能を発揮しました。 また、あくまでもファミリーカーではなく、スポーツモデルであることを強調するように、乗車定員も4人に改められています。 コルト ラリーアート バージョンRは本格的なホットハッチでしたが、フルモデルチェンジすることなく、コルトの生産終了をもって消滅してしまいました。
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