[東京 27日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は反発が想定されている。夜間の日経平均先物が上昇しており、朝方はしっかりしたスタートとなる見通し。ただ、米株は小動きで手掛かりは乏しい。買い一巡後は米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、様子見ムードが広がりそうだ。
日経平均の予想レンジは2万8550円─2万8800円。
26日の米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合が最高値から下落して取引を終えた。投資家が決算内容を消化する中、FOMCの結果を控え、値動きは抑制された。
きょうの日本株市場は、日経平均先物が堅調に推移していることが支援材料となり、反発する見通し。ただ、FOMCの結果発表を今晩に控え、上昇後はもみあいになるとの見方が示されている。
市場からは「昨夜、国際通貨基金(IMF)が2021年の世界経済見通しを小幅に上方修正したことも、マーケットにとってポジティブ材料となりそうだ」(国内運用会社)との声が聞かれた。
IMFは26日、2021年の世界経済見通しをプラス5.5%とし、昨年10月時点の前回見通しから0.3%上方修正した。日本については、20年はマイナス5.1%となった後、今年はプラス3.1%に回復すると予想した。
また、FOMCについては「今回は政策変更はないと予想されるが、将来に向けてテーパリングの可能性や政策の考え方について、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に注目が集まる」(みずほ証券・シニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏)という。
主なスケジュールは、国内では信越化学工業、ファナックが決算発表を行う予定。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均 28546.18 28979.53 16358.19
-276.11 2021年1月14日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物3月限 28710(円建て)
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