前回のレポートからだいぶ時間が空いてしまった。兵庫県明石市で27年間ものあいだガレージで静かに眠っていたアストンマーティン V8が持ち込まれたのは横浜ベイサイドマリーナのそばに新設されたアストンマーティン横浜のファクトリーである。
クラシックアストンマーティンにも造詣の深いスタッフが、まず大まかにチェックを行い、レストアのスケジュールを組んでいく。アストンマーティンのレストアといえばUK本国ニューポートパグネルにあるアストンマーティン・ワークスが有名だが、そもそも日本で正規に新車として販売された車だけに、しっかりと日本で仕上げていきたいということでここに依頼することにした。
外装は細かい凹みが多数。内装の本革にはひび割れがほぼ見られないものの、全体が薄っすらとカビで覆われている。またウッドパネルはいくつか欠けがある。ガソリンタンクの腐食もあり、下手にセルモーターを回すとエンジンへのダメージが心配だ。制動系もオーバーホールが必要。正にレストアの素材としてはもってこい。
様々な現行型の整備の合間に整備を続けていただいたおかげで、ついにエンジンが掛かったとの連絡が届いた。整備内容もかなり進んでいるようだ。
詳細は次回に!
アストンマーティンV8(1972-1990)
エンジン 5340cc V8
最高出力 280bhp/5500rpm
最大トルク 301lbt-ft(約41.6kgm)/3500rpm
0-60mph加速 6.2秒
最高速度 149mph(約240km/h)
からの記事と詳細 ( エンジンが掛かった!兵庫で眠っていたアストンマーティン V8 - octane.jp )
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