トヨタ自動車が5年ぶりに世界販売台数で首位の座に返り咲いた。28日に発表した2020年の世界販売は前年比11・3%減の952万8千台(ダイハツ工業と日野自動車を含む)。930万5千台(前年比15・2%減)だった独フォルクスワーゲン(VW)グループを上回った。
20年は、新型コロナウイルスの感染拡大で世界的に販売が低迷したが、トヨタ単体では4月に中国が、7月に欧州が前年同月を超えるなど回復。世界全体の販売台数で9月以降、前年同月を上回った。
いち早く回復した中国では179万7千台(同10・9%増)と、主要市場で唯一、年間販売も前年を超えた。
「RAV4」や「ワイルドランダー」など人気のスポーツ用多目的車(SUV)を、19年から20年にかけてフルモデルチェンジや新規投入し好調だった。20年の中国市場は全体で2531万1千台(同1・9%減)だった。
一方のVWはすべての地域の市場で前年割れとなった。売り上げ規模が最も大きい中国では、シェア1位はキープしたものの384万9千台(同9・1%減)だった。
中国市場での両グループの明暗が、昨年に23万2千台あった差の逆転に影響した。
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