（ブルームバーグ）： 英アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンは、英国で最初に確認された変異株に対しても同等の効果が得られることが、同ワクチンを共同開発した英オックスフォード大学の研究で示された。英国とドイツのキュアバックとの提携合意が発効し、キュアバックは変異株に対応するワクチンをまず5000万回分、英国に供給する。
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英国は50歳以上の住民全員が５月までに１回目のワクチン接種を受けられるよう計画している。同国政府は新たな段階のワクチン接種計画について、具体的な目標を示した。
英当局による最新の推計値によると、１人の感染者が何人に感染を広げるかを示す実効再生産数は0.7－1.0。１週間前は0.7－1.1だった。
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独ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者（ＣＥＯ）が率いた研究によれば、英国で最初に確認された変異株は、それが特定される何カ月も前に一部の変異が始まっていたことが分かった。ウイルス変化の監視を強化する必要性が浮き彫りになった。
アラブ首長国連邦（ＵＡＥ）ではこれまで400万人以上にワクチンを投与したと、国営通信社が５日報じた。100人当たり40.53回分が投与された計算になるという。
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米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の感染者数は１億500万人を超え、死者数は230万人近く。ワクチン接種の回数は世界で１億1900万回を超えた。
原題：Astra Shot Reported Effective Against New Variant: Virus Update（抜粋）
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