関西の百貨店や大型商業施設でも2日、初売りがあった。年間の催しのなかでも特に客が集中するため、コロナ禍の今年は「3密」回避を強化した。店舗によっては福袋の受け渡し時期をずらし、開店を待つ客数が昨年の10分の1以下になるなど大幅に減少。例年と違う年初の光景となった。
拡大する福袋の店頭販売がないことを知らせる掲示=2021年1月2日午前、大阪市中央区、西岡臣撮影
大阪市中央区の高島屋大阪店はこの日午前9時半に開いた。昨年は開店前に約7300人の客が並んだが、今年は600人程度にとどまった。同店では初売りで扱ってきた福袋を原則予約制にし、受け渡しを昨年内か今月4日以降に設定。来客の分散を図ったことが奏功したという。
売り場の感染防止策にも力を入れ、入り口は地上と地下を合わせて6カ所に限定。スタッフが「検温と消毒をお願いします」とひとり一人の客に呼びかけた。
一番乗りした堺市に住む60代女性は、2重のマスクにフェースシールドを着けて訪れた。「毎年、ここで友人と買い物したり、食事したりするが、今年は感染を嫌がって来なかった。目当ての食料品だけ買ってすぐ帰るつもり」と話した。
5階フロアは昨年は高級タオルなどの福袋を求める客でにぎわったというが、今年はまばらだった。
伊藤桂・副店長はこの年末年始の福袋の売れ行きについて、「今年はネットと店頭での予約だけだが、コロナ禍でここまではまずまず。『巣ごもり需要』がある家電系の商品が新たに売れている」と説明。8日以降に予定する特別セールも加え、福袋全体では前年並みの数字を見込むという。
一方、近鉄百貨店あべのハルカス本店(大阪市阿倍野区)の初売りでは、福袋の取扱数を昨年より2割減らした。また、客に福袋用の整理券を配って来店時間が集中しないよう工夫した。今年はセール期間も長くするなどして、来客の分散を進めるという。
阪急うめだ本店(大阪市北区)では近隣のメンズ大阪とあわせ、開店前に約2千人が列をつくった。昨年まで福袋の販売はネットと店頭の割合がほぼ半々だったが、今年はネット販売を8割に増やしたという。
大丸心斎橋店(同市中央区)では開店前に並んだ客が約250人と、昨年の約1500人に比べて激減。開店10分前から、客を入り口のサーモグラフィーに誘導するなどした。広報担当者によると、地下の食品売り場でイチゴなどの福袋がよく売れているという。(松田史朗、加茂謙吾)
拡大する初売り前の高島屋大阪店。並んだ客は昨年の10分の1以下という=2日、大阪市中央区、松田史朗撮影
拡大する例年、福袋売り場になってにぎわう6階は、初売りにもかかわらず買い物客が少なかった=2021年1月2日午前、大阪市中央区、西岡臣撮影
拡大する入店時に検温する買い物客=2021年1月2日午前、大阪市中央区、西岡臣撮影
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