①東レエンジニアリングは「TONOPSロジスティックス」を開発し、9月から販売をスタートする。
②これまでの物流システムには、工程ごとにさまざまな課題が生じていた。
③このソリューションは、AI技術を活用して、出荷から配送まで効率化する。
9月から販売スタート
8月25日、東レエンジニアリングは「TONOPSロジスティックス」を開発し、9月から販売をスタートすることを発表した。これまでの物流システムは、工程ごとに管理を行い、工程ごとに最適化することが一般的であった。
そのため、工程間で情報をやり取りするには、システムごとに情報入力が必要になり、重複した入力作業が発生するなど、効率化が求められていた。
また、内容物確認にRFIDやバーコードが使われているが、これらを添付できる商品形状には制限があり、作業量が増加することやコスト面での課題も立ちはだかっている。
それだけでなく、配送ルートの最適化にも大きな課題がある。
最適な配送ルートを考えるには、個人の経験や知見に頼る部分大きいため、最適性の評価が困難なのである。
このような物流の課題をクリアすべく誕生したのが、TONOPSロジスティックスだ。
このソリューションでは、AI技術を活用して、出荷から配送までを効率化する。
1つのシステムで全工程を最適化
TONOPSロジスティックスでは、物流の工程間の情報連携を可能にし、1つのシステムで各工程の最適化を行う。出荷物管理においては、AIの画像処理技術を活用し、商品の名前や数量を外観だけでチェックする。
配送ルート作成においては、時間や順番だけでなく、使用できる車輛のサイズ、ドライバーの勤務時間などの条件も考慮して、最適な配送ルートを編成することができる。
(画像はホームページより)
▼外部リンク
東レエンジニアリング プレスリリース
https://www.toray-eng.co.jp/news/2022/20220825.html
▼会社概要
エンジニアリング事業やメカトロファインテック事業などを手がける企業。
会社名:東レエンジニアリング株式会社
代表:岩出 卓
所在地:東京都中央区八重洲1丁目3番22号 八重洲龍名館ビル6階
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