トラック大手の日野自動車がエンジンの排ガスや燃費の性能を偽っていた問題で、不正をしていた時期や範囲が広がる可能性が出てきた。関係者によると、これまで不正は2016年秋以降で発覚していたが、00年代前半から行われていたとみられる。国の一斉調査に事実と異なる回答をした疑いもあり、経営責任が改めて問われそうだ。
不正を見抜けなかった国土交通省は、問題を深刻に受け止めている。これまでの発表よりも長期間にわたって不正が行われてきたとすれば、組織的な関与などを含め、報告などを求めるとみられる。
日野は01年にトヨタ自動車の子会社になっている。多くの社長を送り込んできたトヨタの対応も焦点だ。
日野は外部弁護士らによる特別調査委員会を立ち上げている。2日にも発表される報告書は、不正の開始時期などについて言及する見通しだ。日野は報告書を正式に受領していないなどとして、不正の拡大については「現時点では分からない」としている。
関係者によると、排ガスや燃費不正は00年代前半から行われていた。対象車種は今の公表分より増えるとみられる。
16年4月には三菱自動車の…
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