トヨタ自動車とスバル、マツダの3社は19日、水素エンジン車や、ガソリンに代わる燃料を使った車両で、三重・鈴鹿サーキットで始まった耐久レースの今季初戦に出場した。昨年に続き走行環境が過酷なレースを通じて、脱炭素化に向けたエンジンや燃料の課題を見つけ、開発を加速させたい考えだ。
トヨタの水素エンジン車は、エンジンの燃料噴射の方法を改善し、同じ水素の量で前季のレースより航続距離を2割ほど延ばした。今季からは、二酸化炭素(CO2)の排出を減らせるバイオマス(生物資源)由来の合成燃料を使ったエンジン車でも参戦を始めた。
豊田章男社長は鈴鹿サーキッ…
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