地場不動産デベロッパー大手FLCグループ[FLC](FLC Group)傘下のバンブー航空(Bamboo Airways)は、エールフランスKLMのMRO部門エールフランス・インダストリーズKLMエンジニアリング&メンテナンス(AFI KLM E&M)との間で、航空機用エンジンのメンテナンスサービスに関する協力覚書を締結した。
契約総額は7億5000万USD(約870億円)。これにより、AFI KLM E&Mはバンブー航空に対して、ボーイングB787型機とエアバスA320型機、エアバスA320neo型機用エンジンの修理・メンテナンスサービスを提供する。
このほか、バンブー航空は、AFI KLM E&Mの子会社で補助電気モーター(APU)のメンテナンスを専門とするEPCOR社のサービスにアクセスできるようになる。
なお、バンブー航空は、ホーチミン~フランクフルト(ドイツ)線、ハノイ/ホーチミン~ベルリン(ドイツ)線、ハノイ/ホーチミン~ミュンヘン(ドイツ)線などのヨーロッパ直行便の運航に向けて、進捗を加速化している。同社は2022年に国際線ネットワークを40路線に拡大することを目指している。
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