Monday, March 28, 2022

デリカD:5をリフトアップしたいユーザー必見! 4×4エンジニアリングとオートフラッグスのリフトアップキットを比較/4×4エンジニアリングサービス【Vol.5】|車のカスタムパーツ(カー用品)【MOTA】 - MOTA

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リフトアップキットを2メーカーで乗り比べ! それぞれのチューニングの違いとは

大人気のミニバン「三菱 デリカD:5」。元々デリカは三菱のクロカン「パジェロ」とフレームなどを共用した、オフロードを走れるクロカンワンボックス車という位置付けだった。しかしメーカーのモデルチェンジが進むにつれ、オフロードに対してのコンセプトが若干薄れてきている。

デリカD:5のノーマルは、たしかにロングドライブでの乗り心地は良い。だが、整備されたキャンプ場ならまだしも、河川敷などの荒れた路面では走行に気を使う必要がある。

安心してオフロードを走りたいならリフトアップ!

そのため、もっと安心してオフロードを走れるデリカD:5にしたい、と考えるユーザーも少なくはないだろう。そこでオフロード性能を向上させるオススメのチューニングがリフトアップだ。

リフトアップの恩恵としては、大径タイヤが装着可能となることで最低地上高がアップすること。また、スタイリングの印象も大幅に変わり、ドレスアップ効果も高いことが挙げられる。

リフトアップしたいデリカD:5ユーザーに向けてオススメしたいのが、40年以上に渡り4WD向けのカスタムパーツを提供し続けている老舗4×4エンジニアリングと、デリカ専門店のオートフラッグスのリフトアップキットだ。

どちらもリフトアップキットもオフロードでの安心感を高めてくれるものだが、乗り心地や走りに対する方向性が異なる。当記事ではそれぞれの違いについて説明していこう。

>>4×4エンジニアリングのオフィシャルサイトはこちら

乗り心地も良いオールラウンダー! 4×4エンジニアリング「カントリーサスペンションキット」

三菱 デリカD:5

4×4エンジニアリングのリフトアップキット「カントリーサスペンションキット」の特徴は、一言で言うとオールラウンダーだ。昔のデリカを彷彿とさせるスタイリングで、オンロードでの走行性能もオフロードでの走りもツーランク上となる。

三菱 デリカD:5

フロント20~25mm、リア25~30mmアップのオリジナルコイルスプリングに、「HLSバルブ」機構を内蔵したフロントダンパーと、8段減衰力調整式リアダンパーを採用。

HLSバルブ機構とは、縮む速度・伸びる速度に応じて減衰力を細かく設定でき、車両に合わせた繊細なチューニングを可能とする、KYB株式会社の新技術だ。

HLSバルブ機構を内蔵したダンパーは、トリムに隠れて調整機構が設置できないデリカD:5に、路面入力からの自動調整で走りをサポートしてくれる。

三菱 デリカD:5

このダンパーによって、低速走行時にはしなやかな乗り心地、高速走行時にはしっかりとしたハンドリングを実現するサスペンションとなっており、しなやかながらコシのあるフィーリングはオンロードでも楽しい。

4×4エンジニアリングによる味付けが絶妙で、カッチリとしすぎていない程よいロールが乗り心地の良さを演出している。それでいてステアリングの応答性は気持ちよく、肩肘張らずに走りを楽しめる。

三菱 デリカD:5

またオフロードでも地上最低高の高さがありがたい。河川敷などの砂利道でも安心して快適かつ楽しく走ることができる。

価格・商品詳細ページ

カントリーサスペンションキット:20万1300円(税込)

>>カントリーサスペンションキット(リフトアップキット)の詳細はこちら

>>4×4エンジニアリングのデリカD:5の商品一覧はこちら

ワインディングが楽しめる! オートフラッグス「FLEGS feat. 4x4Eng.」

三菱 デリカD:5

乗り心地を向上させる4×4エンジニアリングのサスペンション特性に対して、オートフラッグスのリフトアップキットはワインディングでかなり楽しいテイストだ。

三菱 デリカD:5

オートフラッグスの「FLEGS feat. 4x4Eng.」も4×4エンジニアリングのダンパーと同じものを使用した2社のコラボレーション商品。そこにオートフラッグスの30mmアップのコイルスプリングを組み合わせているが、走りの方向性は4×4エンジニアリングのものとは大きく異なる。

三菱 デリカD:5

ストローク中間域のコシが強く、乗り心地を確保しながらスポーツ走行もできるレベル。ロールは少なく、グイグイ曲がる。それでいて硬さは感じない。

もちろん、リフトアップによる最低地上高の高さから、河川敷などのオフロードでも安心感がある。走る道すべてが楽しめる印象だ。

FLEGS feat. 4x4Eng.は、30mmアップのコイルスプリングによるアライメント変化を修正するため、ボディをアップさせるメンバーダウンキットもセットされている。このメンバーダウンによって正常なサスペンションの動きを確保し、走りを楽しめる仕様を実現している。

価格・商品詳細ページ

ダンパー+リンケージセット:15万2900円(税込)

フルセット:24万2000円(税込)

>>オートフラッグス「FLEGS feat. 4x4Eng.」のセット内容などの詳細はこちら

性格の違う2メーカーのリフトアップキットから好みのチューニングをチョイス!

三菱 デリカD:5

今回、異なるリフトアップキットを組んだデリカD:5に乗ることができたのだが、筆者が強く感じたのは「本来デリカとはこうあるべきなのでは?」ということだ。

ロングツアラーとしてシチュエーションを選ばずにどこでも高いレベルの走りを発揮する4×4エンジニアリングの「カントリーサスペンションキット」、ワインディングでの高いスポーツ性を武器に、旅の道中も走りが楽しめるオートフラッグス「FLEGS feat. 4x4Eng.」。

求める性能の違いでチョイスできるこの2つのリフトアップキットは、どちらにしても間違いがなく、オススメできるチューニングメニューだ。

>>4×4エンジニアリングのオフィシャルサイトはこちら

筆者   那須 一博
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