Monday, March 21, 2022

中国の墜落機、飛行中にエンジン動力を喪失か…機体が垂直落下した様子も報道 - 読売新聞オンライン

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 【梧州(中国南部)=吉岡みゆき】中国国営新華社通信は22日、南部の広西チワン族自治区梧州市の山間部で21日に起きた中国東方航空機の墜落事故に対応するため、 劉鶴リウフォー 副首相が梧州入りしたと報じた。乗客乗員計132人の安否はわかっていない。

 報道によると、劉氏の派遣は、 李克強リークォーチャン 首相が緊急で開いた会議で決まった。国内外で事故への関心は高く、 習近平シージンピン 政権は経験豊富な劉氏に救助と事故原因究明の陣頭指揮を任せ、着実に事態の収拾を図る狙いとみられる。外国籍の乗客はいなかった模様だ。

 21日夜には、事故機が到着するはずだった広州白雲国際空港に、乗客の関係者が集まった。会社の同僚が搭乗していたという男性(37)は、「空港で乗客名簿を確認し、電話で家族に状況を伝えた。信じられずショックを受けた様子だった」と話した。中国メディアによると、一部の家族はすでに梧州入りしており、他の家族らも墜落現場に向かうという。

 中国紙・環球時報(英語の電子版)は21日、事故機が飛行中にエンジンの動力を失った可能性があるとする識者の話を伝えた。中国メディアの報道によれば、機体が垂直に落下する様子も撮影されている。

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