TOKYO, Jul 11, 2022 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG、社長:寺沢 賢二、本社:横浜市西区)は、カナダ・アルバータ州の天然ガス焚きガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電所向けCO2回収プラントに関する基本設計(FEED:Front End Engineering Design)を、同国の発電会社であるキャピタル・パワー社(Capital Power Corporation)から受注しました。CO2回収技術で世界トップシェアを誇るMHIENGの実績とノウハウが高く評価されたものです。
今回FEEDの対象となるCO2回収プラントは、キャピタル・パワー社がアルバータ州に保有するジェネシー発電所の1、2号機向けに設置予定で、MHIENGが関西電力株式会社と共同開発したCO2回収技術である「Advanced KM CDR Process™」が採用されます。総CO2回収量は約300万トン/年と大規模なものとなり、回収したCO2は地下に貯留される予定です。FEEDの実施に当たっては北米の大手建設会社であるキーウィット・エナジーグループ(Kiewit Energy Group Inc)をパートナーに選定し、キャピタル・パワー社が計画するCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)プロジェクトの実現に向け3社が連携して遂行します。
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