トヨタ自動車は3月、三重県の鈴鹿サーキットで行われるレースに出場予定だった「液体水素」を燃料とする水素エンジン車について、テスト走行中に水素漏れで車両火災が発生したため、レースを欠場すると発表しました。
トヨタによりますと、3月18日と19日に三重県の鈴鹿サーキットで行われる耐久レースに「液体水素」を燃料とする水素エンジン車を出場させる予定でしたが、3月8日のテスト走行中、車両火災が発生したということです。
原因は車両の振動によってエンジン付近にある配管の結合部が緩み、水素が漏れて引火したためで、液体水素を使用したことが直接の原因ではないと説明しています。
また車両にはドライバー1人が乗っていましたがけがはなく、安全機能で水素の供給が停止されたため大きな延焼もありませんでした。
ただ、車両の復旧が間に合わないため、耐久レースへの出場は断念したということです。
トヨタの佐藤恒治次期社長は「課題を出すことがテストの目的で、大事なのは課題をどう次に生かすかということだ。未来のモビリティ社会の選択肢を作るという気概を持ってやっているので、学びを生かして努力を継続していきたい」とコメントしています。
からの記事と詳細 ( トヨタ 水素エンジン車レース欠場へ テスト走行中に火災|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/nJETdzB
0 Comments:
Post a Comment