日野自動車は2023年7月27日、同年4月17日にオーストラリアのビクトリア州上級裁判所で集団訴訟を起こされたと明らかにした。2022年に発覚した同社のエンジンの認証不正問題に関連したもので、原告や請求金額は明らかにしていない。同エンジン不正に関する集団訴訟は同国では2例目で、海外では米国での集団訴訟も含めて3例目となる。
同日にオンラインで開いた2023年度第1四半期(2023年4~6月)の連結決算会見で明らかにした。日野自総務・渉外・広報機能の機能長である橋本 博氏は、訴訟内容について「詐欺行為やオーストラリアの法規制に基づく品質保証に関する不正行為などに起因する損害賠償を請求されている」と説明した。
日野自はエンジン不正を巡って、2022年9月にもオーストラリアで集団訴訟を起こされている。オーストラリアの物流事業者など2社が同国ビクトリア州上級裁判所で、日野自と同国販売子会社のHino Motor Sales Australia(HMSA)を相手に提訴した。同訴訟については「現在係争中」(橋本氏)という。日野自は同訴訟を公表した2022年10月に、「今後も当社や子会社、関係会社が同種の訴訟を提起される可能性がある」としていた。
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