ベルリン=寺西和男
仏ルノーは11日、中国の自動車大手、浙江吉利控股集団(ジーリーホールディンググループ)と折半出資で、エンジンなどを生産する合弁会社を設立することで合意したと発表した。両社のほか、ルノーが連合を組む日産自動車や三菱自動車などにもエンジンを供給する計画だ。
ジーリーは、吉利汽車やスウェーデンのボルボ・カーズなどを傘下に持つ。新会社は17のエンジン工場を運営し、従業員は約1万9千人。年間500万基のエンジンや変速機を生産できるという。設立は今年後半を見込む。
ルノーは昨年、この新会社のほか、電気自動車(EV)の新会社「アンペア」を設立する構想を発表。日産とルノーの資本関係の見直し協議では、ルノーが日産への出資比率を43%から15%に引き下げて「対等出資」にする代わりに、日産がアンペアに最大15%出資することで合意し、最終契約の締結に向けて詰めの作業を進めている。(ベルリン=寺西和男)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
からの記事と詳細 ( ルノー、エンジン生産の会社設立に合意 「吉利」の中国自動車大手と:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/JKL9w7N
0 Comments:
Post a Comment