19日に仮想通貨取引所コインチェックでの上場が発表されたエンジンコイン（ENJ）が急騰している。足元では過去24時間で50%以上上昇。一時71%の上昇を見せた。ENJ価格は、0.236340ドルから3年ぶりの高値である0.406356ドルまで急騰した。
19日のコインチェックの発表によると、ENJは日本で初めてゲーム用仮想通貨として1月26日にコインチェックの上場する予定だ。
エンジンコインを開発するブロックチェーンゲーム企業エンジンの日本市場進出はブロックチェーン開発のハッシュポートの協力で実現。同社の吉田世博代表取締役は次のように述べている。
「エンジンは2019年に日本市場に進出することを決意し、市場の状況に関わらず、ビジネスを成長させることを決めた。1年以上のデューデリジェンスを経て、エンジンコインがコインチェックに承認され、上場したことはエンジンにとって大きなマイルストーンだ。」
さらにエンジンでCEOを務めるマキシム・ブラゴフ氏は世界中で見ても競争が激しい日本のゲーム市場に進出することで、日本の技術の恩恵を受けられると考えている。
「スーパーマリオからポケモン、ファイナルファンタジーまで、日本にはポップカルチャーの歴史に名を残す普及の名作がある。日本のイノベーション文化はエンジンコインのイノベーション文化とつながっている。世界最高のブロックチェーンゲームは日本から生まれると考えている」
エンジンコインは2017年に発表され、2018年にメインネットを立ち上げた。2019年にはサムスン・ギャラクシーS10に同社ウォレットアプリ「エンジン・ウォレット（Enjin Wallet）」がインストールされると報道が出ていた。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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