三菱UFJ銀行は22日、今年7月1日以降に新たに開設された口座のうち、2年以上利用がない普通預金口座に年1320円の手数料を課すと発表した。犯罪に悪用されやすい未利用口座を減らし、取引の活性化を促す狙い。
一定期間取引のない新規口座への手数料は2004年にりそな銀行が先行して導入した。三井住友銀行も4月から設ける予定で、銀行最大手の三菱UFJの決定により、導入がさらに広がりそうだ。
既に三菱UFJの口座を持っている顧客や同行での借り入れがある場合などは対象外となる。残高が足りない口座は手数料の一部を引き落とした上で自動的に解約する。
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